M&A成功事例① お互いの強みを活かせる企業同士の合併
M&A成功事例①
お互いの強みを活かせる企業同士の合併
取引概要
M&Aスキーム: 吸収合併
A社によるB社の吸収合併
同地域に所在するA社とB社は、同地域で建設事業を営む同業企業であり、両社の社長は合併を検討する前からの知り合いであった。
B社はそれまで順調に成長を遂げていたものの、直近期の業績が芳しくなく債務超過に陥っていた。
一方で、A社は同じく順調に業績を伸ばし、直近期の利益も多く計上していたが、B社では持っていた許認可がなく、請け負うことができる業務に限りがあった。
そのような中、A社とB社は、互いの事業に貢献すべく合併を検討。
良いポイント
- 経営が苦しくなっていたB社を救済した上で、B社が持つ許認可によってA社の事業拡大につながるシナジー効果の発現
- A社の事業基盤・健全な財務状態、B社の許認可を持ち寄ることで、更なる成長が可能となった
- 経営統合して1社となることによる諸費用・税金の削減、経営資源の効率運用を実現
- 税制適格要件を充たすことでB社が有していた法人税法上の繰越欠損金が使用可能
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S&Gパートナーズ株式会社
代表取締役
税理士・公認会計士
有限責任監査法人トーマツでの勤務の後、M&AブティックファームおよびデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリーでのM&Aアドバイザリー経験を経てS&Gパートナーズ株式会社および志村俊光税理士・公認会計事務所を設立。
M&Aアドバイザリー業務・財務デューディリジェンス・企業価値評価業務の経験と会計プロフェッショナルとしての知識を活かし、会計・税務の高い専門性を要するM&A取引のアドバイスを得意とする。
税理士登録番号: 144964
公認会計士登録番号: 32131