M&A成功事例② 同業企業の買収による事業拡大

M&A事例紹介

M&A成功事例②
同業企業の買収による事業拡大

取引概要

M&Aスキーム: 株式譲渡

C社による子会社D社のE社への譲渡

自動車部品の製造業を営むC社は事業の選択と集中の観点で子会社D社の売却を検討していた。
M&Aの検討を開始した時点では譲渡先の候補はなく、アドバイザーを交え複数社をリストアップした。
リストアップした譲渡先候補の中には同業もしくは類似する事業を営む事業会社の他、投資ファンドが含まれていた。
最終的に3社を譲渡先候補として選び、契約交渉を行った結果、同業を営むE社への譲渡が決まった。
E社は、工場の獲得や販売地域の拡大を狙い、同業D社の買収に応じた。

良いポイント

  • 譲渡対象となったD社は規模や業績の面で特別に秀でているわけではなかったものの、セルサイドの専任アドバイザーが入ったことにより、会社の魅力を文書で整理し、E社に伝えることができた
  • 複数社による入札の形式を採ったことにより、譲渡の競争環境を創り、価格面でもC社が満足する結果となった
  • D社は売手のC社にとってはノンコアの事業ではなかったが、E社のコア事業として、より成長を達成できる環境での事業展開が可能となった

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